ハワイの地理情報と気候、お金
ハワイとは主要8島(オアフ、ハワイ、マウイ、カウアイ、ラナイ、モロカイ、カホラヴェ、ニイハウ)と120もの島々で構成されているアメリカ合衆国50番目の州です。
アメリカの一部でありながらアジアとアメリカ本土の間に位置していることもあり、アジア系民族が多数派を占めている州でもあります。また、
オアフ島ホノルルをはじめ、世界中から観光客が訪れるハワイ州の主産業は観光業。それに伴い大学以上の教育機関でも観光学やホスピタリティ・ビジネスを学ぶ学生も多く在籍しています。その他自然豊かな土地を活かした海洋学・天文学・地質学といった学問分野も、ハワイならではの学びを提供しています。
ここで、改めてハワイの地理情報をチェックしてみましょう。
ハワイ行きの便は日本の夜出発し、ハワイ時間同日の朝に到着するスケジュールです。片道10時間を超えるフライト時間になるアメリカ本土やヨーロッパと異なり、いざという時に駆けつけやすい距離なのは安心のポイントです。
「ハワイ時間=日本時間-1日+5時間」で計算すると簡単です。
例えば日本が正午なら、ハワイは前日の夕方17時となります。連絡を取り合う際は、互いの時間を考えた連絡手段をとりましょう。
19時間差と聞くと大きく感じますが、完全に昼夜逆転するわけではないので連絡にも便利です。
この温暖な気候も影響して、ハワイでは服代が節約できます。冬服のコートなどはもちろん要りません 笑
実際際、長く滞在している留学生も、服代はあまりかかりません。ただし冬になると朝方は少し冷え込んだり、バスや施設の中の冷房が強いといった場面もあるので、簡単に羽織れる長袖などがあると便利です。
一般的なハワイの学生のイメージ:Tシャツに短パン、などカジュアルな服装が好まれます。
ハワイには大学が開講する語学プログラム、語学学校などが多数あります。好みの環境や都合に合わせて学校やプログラムを選ぶことが出来ます。また、基本的に話されている英語は綺麗なアメリカ英語なので、クセの強いアクセントが付くのが心配、という学生にもおすすめです。
また、南国のイメージの通りハワイでは一般的にゆったりとした話し方やリラックスしたコミュニケーションが特徴です。人々は穏やかな口調で話すことが多く、急いで話すよりもゆっくりとしたペースで話す傾向があるので、この意味でも留学生にやさしい環境と言えます。それと同時に、世界中から人が訪れる観光地なので地元の人も外国人のたどたどしい英語に慣れているので、丁寧に優しく聞いてくれる人が多く留学生も安心して話すことができます。実は英語初心者こそ、ハワイで英語を学ぶのがおすすめです。
そのほか、ハワイ語の影響は、地名や日常会話にも見られるのも特徴です。たとえば、「aloha(こんにちは)」や「Mahalo(ありがとう)」などの言葉は広く使われる一般的な言葉です。ハワイ大学ではより本格的にハワイ語を学ぶことも出来るので、「日本語・英語・ハワイ語」のマルチリンガルを目指すことも出来ます。
最近では支払いの際レシートにパーセントごとのチップの相当額が記載されていて、自由に選ぶ形の支払い方法なども見られます。
チップはアメリカに根付いた文化ですので、担当が付くようなサービスを受けた際はきちんと支払うのが無難です。
■流通貨幣
主に流通している現金は、紙幣が1、5、10、20、50、100ドルの6種類。
硬貨が1セント(通称ペニー)、5セント(ニッケル)、10セント(ダイム)、25ント(クウォーター)の4種類です。アメリカでは、少額の支払いでもクレジットカードや小切手を使用するのが一般的なので、高額な現金は防犯も兼ねて持ち歩かないようにしましょう。
■州税
日本の消費税同様、ハワイで物を購入したり飲食をした場合は、4.166%の州税が加算。ただし、オアフ島のみ、州税は4.712%になります。
アメリカ本土から商品が運ばれてくるハワイでは、輸送コストが上乗せされるため本土の平均に比べて物価は高め。また、観光客が集まるワイキキのエリアではローカルエリアよりも価格は割高になります。
しかしハワイで本当に高額になるのは不動産です。ワイキキ周辺のコンドミニアムは近年高騰している傾向があるため、留学生はホームステイを利用したり、友人とシェアハウス、自炊をするなどして生活費を抑える工夫をしています。
確かに不動産は高額ですが、同時にあまり知られていないこととして、ハワイの大学の学費はアメリカ本土の学校に比べると安価という状況があります。また、特にオアフ島は公共交通機関が発達しているため、自動車の所持も不要です。こう見ると、実はハワイは留学先という目線で見た場合、アメリカ留学の中では比較的学費を押さえられる留学先です。