コミュニティカレッジとは?
留学を考え始めた方の中には日本で馴染みの薄いアメリカの教育機関についてあまり知らない、という方もいらっしゃるかと思います。 ここではハワイ留学する上で押さえておきたいコミュニティカレッジについてご紹介していきます。 まずはコミュニティカレッジの概要や特徴を見ていきましょう。
コミュニティカレッジ(Community College)の概要
コミュニティカレッジとは、日本でいう短期大学/ 専門学校にあたる公立の2年制大学です。 「Community」という言葉が「地域」を意味するように、コミュニティ・カレッジはもともと地域住民に対し、リーズナブルな学費で誰にでも教育の機会を提供すること、を主旨とした学校です。コミュニティカレッジは主に「大学教育」と「職業訓練」に力を入れており、前者は主に4年制大学への編入を目指す学生が多く、後者には手に職をつけて卒業後に地元で就職する学生が多く在籍しています。
実はアメリカでは留学生に限らず、4年制大学の卒業を目的とする学生の多くはコミュニティカレッジを経由して、4年制大学の3年次へ編入するという進学方法が一般的です。コミュニティカレッジから大学へ編入するときは、単位の移行などの理由から同一州内の学校へ行く学生が多いですが、他州の学校や、日本を含む海外の学校へ編入することも条件によっては可能です。
また、冒頭でコミュニティカレッジは2年制の大学と紹介しましたが、厳密にはアメリカの学校は在籍年数ではなく、各々の学生の取得単位によって卒業時期が決定します。したがって多めに単位を履修することで、卒業時期をさらに早めたり、逆に遅めにすることも可能です。 職業訓練コースではその地域に根差した個性的なプログラムが高く評価されている例も多く見受けられます。例えばハワイ州内では、ホスピタリティ・観光学・調理学といったハワイならではのプログラムが多数あります。学校卒業後、OPT制度(オプショナル・プラクティカル・トレーニング)を利用してハワイ州内およびアメリカ国内で仕事がしてみたい、という学生には職業訓練コースで興味のある科目を専攻するのもおすすめです。
ハワイにはハワイ大学機構のうち、7つのカレッジが存在しています。オアフ島・ハワイ島・マウイ島・カウアイ島にカレッジがあるので、有する専攻や土地の好みで学校を選ぶことができます。また、どの島のキャンパスからでもハワイ大学機構の中であれば単位の移行はスムーズに行われています。
コミュニティカレッジ、どんな人におすすめ?
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- 経済負担を抑えつつ留学したい人
- 4年生大学への編入を目指す人
- 英語力を向上させたい人
- 実践的なスキルを学びたい人
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